飛躍し続けながらも、変わらぬ姿がここにある|世界アトミ食堂|指扇

2022年3月、多くのファンに惜しまれながら大倉山での営業に幕を閉じた『世界アトミ食堂』。

次の活躍のステージとして選んだ場所は、埼玉の指扇(さしおうぎ)。

お店の外観から『世界アトミ食堂』の世界観が溢れ出ていて大興奮!

文章:myourenjar 写真:myourenjar 構成:myourenjar


指扇へのおすすめの行き方

菊名から「川越市」行きの電車に乗り、まず向かった先は『川越』。

菊名から川越まで直通運転のため、乗り換えなし。座っているだけ。で1時間40分ほどで川越に到着します。

出典:https://www.navitime.co.jp/ 電車で行く方は、この行き方がとってもおすすめです!

蔵造りの町並みや、時の鐘、菓子屋横丁を散策。

川越名物“いも恋”や、おしゃれすぎるスターバックス、有名なトルコランプのお店などにも立ち寄りながら、小江戸・川越散策を楽しみました。

川越散策を楽しんだら、川越駅から指扇駅までは電車で10分ほどで到着。川越散策からの世界アトミ食堂指扇店へのフルコース、おすすめですので、ぜひ。


さて、ここからが本題。

指扇店へ移転した『ホントのところ』『指扇店ってどんなところ』など、跡見 卓也さん、翔子さん(リリィさん)ご夫婦にお話を伺ってきました。

写真 左:翔子さん/リリィさん|右:跡見卓也さん/跡見さん

縁も所縁もない『指扇』への移転

─── そもそもなぜ、大倉山から「指扇」への移転を決めたんですか。

跡見さん:「地元大倉山は、住みやすくて大好きな町だし、自分の性格的にもほかの場所で、しかも縁も所縁もない『指扇』という場所を移転先に決めるなんて想像もしていなかったんです。」

「そんな自分の気持ちを動かしたのが、自分たちが移転する前にこの場所で超人気居酒屋を営んでいた「ほどほど屋エイト」の高山家との出会いでした。

多くの常連さんに愛されている「ほどほど屋エイト」は、夫婦で飲食業を営んでいて、姉さん女房で、子供が同じ歳で、同じ車に乗っている、とか。

境遇が可笑しいくらい一緒で、距離が縮まるのに時間がかからなかったんです。そんな彼らが京都への移住を決めた話は、他人事とは感じられなかった。」

「大倉山を離れることはこわいし、悲しいけれど、

“この店の跡を継ごう”。

次のステージへ向かう決意をし、指扇への移転を決めました。」

理解してくれる方たちへ最大限のおもてなしを

1年ほどの移転準備期間を経て、遂にOPENを迎えた『世界アトミ食堂指扇店』。待ちに待ったプレオープンのメニューは、新作ぞろい。

<カレー>
エビのクリームカレー
レモンと胡椒のキーマカレー
ネパールチキン

<副菜>
ごぼうのポタージュダル
レモンココナッツサラダ
筍のアチャール
玉ねぎのアチャール
スパイス煮卵

いうまでもなく“最高”にキレキレの美味しさが健在。というよりも、更にパワーアップしている圧巻のカレープレートでした。

─── 更にパワーアップしたカレープレートをいただき、指扇店での意気込みを感じました。プレオープンを迎えての心境は?

跡見さん:「この日を迎えられるまで正直、不安も緊張も大きかったです。

特に力を入れた宣伝などもすることができなかったけれど、大倉山のお客様からの口コミが不思議な力で埼玉に届いていて、蓋を開くと埼玉からのお客様も横浜からのお客様も来てくださり、

改めて、多くの方に支えられていることを感じたプレオープンとなりました。」

「極端な表現かもしれないけれど、誰にでも愛されるカレー屋でなくてもいいと思っていて。

僕たちの出す食べ物を信用して、支持してくれる方たち。新しい味を常に求めている人たちにに対して最大限のおもてなしができるようなお店でありたいなと思っているんです。」

リリィさん:「イートインでカレーの味を楽しんでいただくのはもちろんですが、

お店の雰囲気とか空気感とか、流している音楽も含めて。“この空間で食べるカレー”を楽しんでいただけるといいなと思いながら、店づくりの準備をしてきました。

大倉山から指扇からの移動を何度も繰り返しながらの準備は大変でしたが、1年間じっくりと時間をかけて店づくりができ、こうしてお客様を迎えられたこと、ひとまずほっとしています。」

跡見さん:「大倉山で培ってきた、テイクアウトとイートインでの経験がとにかく大きい。指扇から日本全国、世界に向けて、「世界アトミ食堂」らしさを表現していければ嬉しいです。」

世界アトミ食堂指扇店にainiko

─── 大倉山、横浜のみなさんにメッセージはありますか?

と、質問するとすぐに返ってきた言葉が

「会いたいよーーー!!!!!」でした。

その反応の熱量を感じて、ほっとしてしまった私。

指扇店に移転し躍進を続けながらも、変わらぬお二人の姿と気持ちがここにある

遥々、指扇に行ったのにも関わらず帰ってきたアットホーム感がものすごく嬉しかったし、居心地がよかった。

「また会いにいこう。」

世界アトミ食堂
住所:埼玉県さいたま市西区高木133-12
Instagram:@atomi_curry_official
WEB:https://atomisyokudou.com/
(2022/5/7)

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